ブローガンデータ其の一【WW-100A-60 60インチ】

WW-100A-60 60インチ。

筒の材質はアルマイト加工されたアルミパイプ。
口径は10mm。全長は組み上げた状態で1570mm。
手元にあるブローガンの中では最長。
プラスチッパーツが別々かつ、2分割された状態で梱包されているので単純な組み立てが必要。

吹き筒先端の形状。サイトの付いたプラスチック製マズルが付く。

ダーツホルダーには針径1mmタイプの矢が30本収納可能。

マウスピース部分。外国製のブローガンでマウスピースが付いているタイプは筒の径よりマウスピースの穴が若干小さくつくられているようだ。
これは矢をセットした状態で息を吸った場合に、筒の中から矢が後退して口の中に入ってくるのを防止するためだと思われる。

本体は2本のアルミパイプを中間でプラスチックの筒を使い継ぎ足すようになっている。
このプラスチックの部品やマズル(銃口)やマウスピースとアルミパイプの接合はかなりきつめに作られている。
組み立てにはかなりの力が必要。
今回は組み立て易くする為に、プラスチックパーツをあらかじめ70度ぐらいのお湯で暖めてから組み立てた。

接合はかなりしっかりとされており、再び分割するのは難しそうだ。
プラスチックパーツの上には滑り止めのゴムスポンジが付く。
ただ、吹き筒がこの長さでゴムスポンジまで手を伸ばすと遠すぎて不自然な構え方になってしまう。

箱には注意書きが書いてある。
「DO NOT INHALE DART!」
針を吸入しないでください!
「THIS IS NOT A TOY! SEE INSTRUCTIONS.」
これは玩具ではありません!指示を参照してください。


全長が長いので取り回しは短い物に比べ劣るが、同じ口径の1000mmタイプより的を狙い易く威力は強くなるようだ。


厚さ6mmのゴムマットを的に使っているが貫通し裏側へ針の先端は10mmほど出る。1mタイプでは僅かに出る程度。


矢筒1本のみで組み立てることもできる。この場合長さは700mm程度になる。取り回し優先のショートタイプとしても使えそう。