吹き矢の練習 Blowgun Practice Distance 10m

屋外、距離10mの練習風景

的の中心に書いた円の直径は約100mm
高さは地面から約1400mm
Cold Steel Big Boar Blowgun 4ft. Professional 使用


5mの場合より筒一本分上を狙い、少し強めに吹くだけで、100mm程度の円には、8割の確率で収まっている。


最後に距離15mに初挑戦した。
10mと同じ狙い方をした所、かなり下の場所に矢が当たってしまう。
狙いを上に修正するが、強く吹く際、どうしても体の振動が筒に伝わり、
思い通りの場所に矢が当たらない。

強く息を吹きながらも、吹き筒のブレを限りなく少なくする体の運用方法を探す必要がある。

ロビンフッドショット Robin Hood Shot Blowgun darts

的に刺さった矢に、さらに矢が刺さることを「ロビンフッドショット」と言っているようだ。
ロビンフッドは多くの物語や映画、ゲームに主人公として登場している。


wikipediaによると、
ロビン・フッド (Robin Hood) は、中世イングランドの伝説上の義賊である。
弓の名手で、イギリスのノッティンガムのシャーウッドの森に住むアウトロー集団の首領とされる。吟遊詩人によって一編の物語として編集され、一般に広まる。
ロビン・フッドに類似した名前は、アウトロー(法の保護外の者)の盗賊の代名詞として使われていたようで、13、14世紀のいくつかの文献、資料に登場する。
まとまった物語として初めて登場するのは、14世紀のウィリアム・ラングランドの長編詩「農夫ピアズの夢」の中だ[1]。歴史書にも名前が登場し、1241年没という伝承もあるが、実在性に関しては確実な資料は存在せず、何人かの実在の人物の伝承が複合して形成された可能性が高い。ヘリワード・ザ・ウェイク(Hereward the Wake)などがモデルとして挙げられている。


このような人物像で、多く物語の中では主に弓の名手として語り継がれている。

そこで、弓の名手、ロビンフッドのような正確な射撃で先に刺さっている矢の後端の部分、「筈」や「ノック」に矢を当てることを指しているようだ。



距離が5m程度で吹き矢をしていると、時々この状況になってしまう。
ただ、矢の後部分を狙ってそこにヒットしたことは、これまで一回もなく、的の中心を狙った結果、前の矢に「たまたま当たってしまった」ことばかりだ。
だから、正確には「ロビンフッドショット」ではないと思う。



そこで、狙う場所と、矢が刺さる場所の誤差が極めて少ない為に、前の矢に刺さってしまう現象のことをここでは「ロビンフッドショット」とすることにした。その為に今回のブログで紹介している動画はすべて「なんちゃってロビンフッドショット」となる。


実際の所、矢のプラスチック部品が消耗するのでなるべく避けたいのだが、矢が的の中でまとまればまとまる程、「なんちゃってロビンフッドショット」になってしまう確率が上がってしまう。
矢は消耗品として割り切って使う必要を感じた。



最後の動画は再生後しばらくの間は、何事もない的しか映っていませんが、約30秒後に一本目の矢が飛んできます。
少し退屈かもしれませんが、気長に待ってください。


12/24追加:YOUTUBE上で編集し、前半25秒ほどカットしました。すぐに1本目が飛んでくるはず・・・・。

スリングショットの練習2 Slingshot Practice Barnett Strike 9

その構え方は、スリングショットを横にして丁度、弓を引くような形でゴムを引いていた。


この構え方は昔、2〜3回ほど試した事があるが当時は本体は水平に構えるものだと思っていたし、構え方を変えてもあまり命中率は上がらなかったので再び水平に戻した記憶がある。


さらに検索をすると スリングショットマニアックス というサイトでさらに詳しい撃ち方解説で、当時、何が足りなかったせいで物事がうまく進まなかったのか具体的な理由がわかった。


そのほかにも、ゴムの交換時にパーツクリーナーやエタノールを使うと交換しやすいことも見つけ、過去の清算も兼ねて(?)ぽちっと購入ボタンを押した。


スリングショットは「Barnett Strike 9」 、弾はスチール製を購入したのだが、さすがに自宅練習では危なさそうなので最初は6mmBB弾で代用。
しかし、小さすぎ、右手で保持しにくいせいか命中率が上がらない。そこで少し大きめの8mmBB弾に替えてみると、5m先のA5サイズの的に当たりやすくなってきた。


昔、小学生の頃あたりに、おもちゃ屋さんで100円程度で買えるパチンコを使っていた。
この時のパチンコのように、子供向けでゴムの弱いものは水平にして引いても構わないが、
ゴムの力が強い「大きいお子様向け」の海外製の製品は横にしたほうが保持しやすく、引いたゴムの延長に的をセットすることで照準もつけやすくなる。


また、強いゴムの場合は、引きすぎもよくない。発射時の反動で左手がぶれやすくなる。引き手は顎の先端の下あたりが命中精度と、威力のバランスがとれていろと感じる。


場合によっては長すぎるゴムを切るなりして、自分の腕のリーチに見合う引きしろの調整が必要なのではないかと感じる。


照準がつけやすくなるからといって顔の正面、目の辺に引き手を持ってくるのは、ゴムが切れた際に危ない。
また、スリングショットを使う場合は想定外の場所に弾が飛んでいく場合があり、跳弾もあるので、周囲の安全確認はもちろん、シューティンググラスを使い目の保護をしておく必要がある。


マルゼン製のAPSアイウェアが軽く、装着感もいいのでお勧め。


一ヶ月ほど前、B5サイズの的への命中精度が7割あたりになってきた頃、吹き矢の精密射撃で使った木のボールを的の中心にセットし、これを狙ってみた。目標設定は「スリングショットで5m先の12mmの的(木のボール)に当てること。」


15〜20射の練習後、カメラをセットし、撮影開始。
1射目、的の黒い場所付近に当たったようだ。
2射目、カラーンと音がした、音の方に目線と意識が一瞬向くが、次の構えに入る。
3射目、的の黒丸から少し離れた場所にヒットした。「ここではなくて的の中心の木のボールを狙う・・・・あれ?」ここで、目線を向けた先に木のボールが無いことに気がついた。



動画をみると2射目で的にヒットしていた。カラーンと聞こえたのは飛んでいった的が床に落ちた音だった。てっきりBB弾が落ちたものだと思っていたのだがそうではなかった。


目標を難しく設定したつもりだが、想定外にすんなり当たってくれた。


何か目的を持って情報を探すときには、インターネットはとても有用だと感じる。
以前は試行錯誤しながら時間をかけて探していた情報を、少ない労力で短時間に見つけることができる。


さらに、YOUTUBEで世界中のスリングショット関連動画も見ることができる。



他の人がどう構えているか、どう機材を扱っているか、弓道やアーチェリーなど別ジャンルで使えるものはないか・・・・とか情報収集の為のツールとしては時間と効率でインターネットに勝るものはないと、こんなときに感じる。

スリングショットの練習 Slingshot Practice Barnett Strike 9



距離5m 的の高さ140cm 的中心に設置したターゲット白丸の直径120mm
0.35g8mmBB弾使用 スリングショットは Barnett Strike 9


ブローガンと平行してスリングショットも練習中。



中学生の頃、通信販売でアメリカ製のスリングショット「ファルコンハイパワー」を買ったことがある。


実際使ってみると出力はハイパワーかもしれないが、ゴムを引く時にもハイパワーな力が必要な為に狙いをつけようとすると、本体を保持している左手が産まれたての小鹿のようにプルプル震えてそれどころではない。


弾を掴んでいる右手の指にもハイパワー保持力が要求され、狙いをつける前に力尽きてしまい、弾を放ってしまう。


かといってゴムの引きを少なくするとまともに弾が飛ばない。ある程度はゴムを引く必要があり、そして何よりも不満だったのは、思ったように「当たらない」こと。


3m前のバケツでさえも当てるのに一苦労で10回撃っても1回当たるか当たらないかの命中率。


気分転換にゴムを交換しようとしたところ、新しいゴムがどうしても取り付けられなくなってしまった。
時間をかけてねじ込んでも、お湯で温めて入れようとしても途中までしか入らない。


当時はこの辺で興味が尽きてしまった。


インターネットでブローガンを探している時、
同じショップ内でスリングショットが目に入り、当時の記憶を思い出した。


思い出しただけでは購入ボタンを押すことは100%なかった。


しかし、購入してしまった理由は、もう一度体験したくなった理由は、スリングショットの「構え方」の画像を目にしたときだった。



つづく。

吹き矢の練習 50日目 Blowgun Practice 50-day progress

距離5m 的の高さ140cm 的の黒丸の直径70mm 
中心の息受けの直径10mm


WW-100A-60 60インチ使用。
口径10mm吹き矢使用。


的の中心に吹き矢の息受けを取り付け、これを狙っている。


初矢で当たっていたが、視力が弱いせいか(両目視力0.7程度乱視入り)良く見えておらず、
気が付いていないまま撃ち続けている。


初矢以外、ほぼ直径70mmの黒丸の中に納まっている。
吹き筒と矢の性能の高さが伺える。


吹き筒が軽量な為か、息を吹いた後の筒のぶれが大きく感じられる。


的に構えを合わせ、体を安定させるのではなく、
安定する構えの先に的があるよう意識した所、
息を吹く時の吹き筒のぶれが少なくなり、命中精度が向上している。


以前は5m先のB5大のターゲット用紙を外すことが1割以上発生していた。


小口径で材質がアルミ製の比較的軽量な筒では今回の構え方が命中精度向上に効果を出しすいと思われる。

60秒でできる吹き矢の作り方


竹串とガムテープ(動画内で使っているのは建築用養生テープ)で約60秒で作れる吹き矢の作り方。
身近に手に入るものを利用して簡単に吹き矢の息受け部分が作れる。


動画最初で、テープを折り曲げているのは完成時に息受け部分は潰れた場合、互いにくっついたままになる事を防止する為と、強度を上げる為でもある。


今回は通常の大きさの竹串を使っているが、径が太い物、長さの長い物や、材質が金属の針金など、矢の部分の形状と材質の適応範囲が広い。テープ部分の巻き方を変えれば内径16mm程度の吹き筒にも対応できる。

吹き矢の初速測定 1 Cold Steel Big Boar Blowgun 4ft. Professional 

初速計を用いたブローガン矢の速度計測。
通常の環境と同じくターゲットを設置した状態での測定。
距離は5m、
ターゲットの高さは140cm
 

BlowGun:Cold Steel Big Boar Blowgun 4ft. Professional 口径16mm
使用矢:大口径ブローガン用ミニブロードヘッドダート 
測定器:CHRONY M−1
実験者:吹矢経験一ヶ月初級者


1回目 27.77 mps
2回目 20.78 mps
3回目 28.53 mps
4回目 20.95 mps
5回目 22.93 mps


Average:24.192 mps (時速約86km)
運動エネルギー 0.89J


5m先のターゲット中心部分(直径7cmの黒丸)を狙い、実際にターゲットに矢が刺さる状況で計測。
今回は最大初速の測定が目的ではなく、実用精度を保った上での初速測定としている。


呼吸は特別意識していないが、約8mpsの差が発生し、最大3割程度の初速の上下がある。
今後、距離を10m以上に伸ばしつつ、精度を上げる場合は矢が描く放物線をできる限りなだらかにしておきたい。そのためには矢の初速を上げる必要があると考察中。


ブローガン開始約一ヶ月目の数値。